おはようございます。久々に雨が降りましたね☔️
雨というか台風ですが…
低気圧にやられる(頭痛やだるさ)し、濡れるのも嫌いだったのですが、この雨のおかげで作物が育つんだよなぁ…と少し思えるようになった気がします。“相模大野便り”です。
さて、今回は台風15号が近づいているということで、相模原市および相模大野を取り巻く「災害リスク」についてお話をしたいと思います。
結論から言いますと相模原市(特に南区)は災害に強いです。
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉の合計184市区)の災害に強い街ランキングでは、相模原市南区が17位にランクインしております。※緑区が18位、中央区は75位
災害への強さには様々な要素があると思いますが、相模原市の場合は特に「地盤と立地」の2点が強いです。
相模原市を支えているのは、「相模原台地(相模野台地)」と呼ばれる地盤です。強固で安定した地盤であり、液状化などの危険性が少ないとされています。
また、立地に関しても相模大野付近は強いです。何故なら、川(東京都との県境である境川や愛川町・厚木市との市境の相模川)より標高が高くなる形となっているため、洪水のリスクも限りなくゼロに近いです。
地形上、坂道が多い!というデメリットもあるのですが、災害時のリスクが少ないのは大きな魅力だと思います。
ハザードマップを見ると、川周辺以外はハザードがほとんどないことがわかります。
市内全体で見ても、海がないため津波のリスクは低いと言えるでしょう。

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/1026529/bousai/1008688/index.html
実は神奈川県の主要ダム3つ(相模ダム、宮ヶ瀬ダム、城山ダム)は相模原市内にあります。
これは相模大野、相模原市に限った話ではないのですが、大規模なダムが県内に豊富なことから、神奈川県は水不足に困る可能性が低いとされています。
したがって、水資源の観点からも強いと言えるでしょう。
実は相模原市は陸軍の拠点だった(敗戦後の今も米軍基地などは残っています)という暗い歴史があるのですが、このような地盤・地理において安全性があったのも、拠点とされた理由の一つだったのかもしれませんね(´・ω・`)
以上、相模原市の災害リスクについて でした。